病児保育とは?実際に利用してみての感想

子育て

小さいお子さんが体調を崩してしまった場合、保育園や幼稚園をお休みすることになりますが、ご両親がお仕事をしているとパパママのどちらかが仕事を休んだり、じぃばぁにお願いするなどの選択になるかと思います。ですが仕事の調整がつかなかったりじぃばぁも近くにいなかったりと、色々な事情や環境で預けられない方もいます。そんな時に選択肢の一つとして浮上するのが「病児保育」です。

病児保育とは

私の自治体ですと、”保護者が勤務・疾病・出産・冠婚葬祭等のやむを得ない事情により体調の悪いお子さんを家庭で保育できない場合に、お子さんを専門の保育施設で一時的にお預かりする事業”と明記されています。

パパやママがお仕事をして体調を崩したお子さんをどうしても診れない場合に預けられる施設・事業のことです。

利用するまでの経緯

ワンオペの私ですがありがたいことに今まではとなりの市にある実家に助けられてきました。ですが、父母(主に母にみてもらっています)も高齢者。咳をしている娘ちゃんを預けて移してしまう可能性もあります。

それに理解ある上司で比較的休みを取りやすい環境とはいえ、休むと仕事のリズムを崩してしまったり・上司が代わりにやることになるので負担をかけることになります。それが申し訳ないという気持ちもあり、今期に入ってから病児保育を利用し始めました。

葛藤

前々から万が一利用するかもしれないと利用登録を自治体に提出していましたが、幸いにも利用することなく済んでいました。ですが上記↑を経て利用することになり改めて情報収集しているとネガティブな情報も入ってきました。

病児保育は可哀そう?

より強いコメントを見ると「虐待・ネグレストだ!」。これを目にしたとき、そんな風に感じる人もいるんだなと感じました。言われてみたら確かに私が仕事をしているからだ、仕事をしていなければ私が看病できるのに、と思い始めました。

・・・でも果たして本当に絶対に可哀そうなのか?!という疑問もわいてきました。私の見解ですが色んな事情や環境の中で仕事や生活をしている方がいますし、病児保育には保育士さんや看護師さん、必要なら診察をしてもらえる施設もあります。それにインフルエンザなどの感染症ですと登園するまでに日数もかかります。そのうえ当の本人は後半は元気だったりしますしその待機日数をすべて休むとしたら土日も入れると一週間以上になるでしょう。

むむむむ無理です。

予約は取れるのか問題 自治体の場合

私の市の案内を見ると病児保育を実施している施設が4個所で募集人数も2~3人。

※初回に利用した民営の施設は6人。(だけどお高め)

・・・空いてるのか!?

病児保育を知ってからこの受け入れ人数を見て予約とりずらいのだろうな~と思いました。小児科の予約が予約開始から数分で埋まってしますご時世(笑)、2~3人て。ダメもとで連絡すると予約が取れた次第です。(2回目)たまたまなのか、上記↑の印象で預ける人が本当に少ないのか。そこでも少し落ち込みました。

私その少人数に入っているってことよね・・・と。

実際の娘ちゃんの様子

初回 民間の施設へ(小児科併設)

初めて預けることになったときは、ちょうど年度切り替わりの時で登録するのを忘れていて自治体の秒保育は利用できませんでした。そんな時、ナイスなタイミングでかかりつけの小児科で病児保育がオープンして栄えある第一号になりました。
民間ということで料金もなかなかお高めでしたし、お弁当とおやつも持参でした。ですがその時すでに数日休みを取っていた私にとって藁をもつかむ想いで利用しました。

初日でプレオープンなこともあり娘ちゃん一人を3~4人の保育士さんと看護師さんがみてくれました。向かう車の中では「ママ仕事休んで!」と言っていましたが中に入るなりおもちゃで遊びだす娘ちゃん。安心して仕事に迎えました。

終わって迎えに行くと元気に笑顔で出てきました。帰りの車の中で・・・「楽しかったもう行きたくない」・・・え。

(そうだよね;;

楽しいけど幼稚園が良いよね。ごめんよぉ)

2回目 市の病児対応施設へ(保育園・医療機関併設)

実はこれを書いている時期に預けました。ここ数ヶ月熱咳鼻の症状が月一でペースで風邪を引いてしまい仕事も実家(無理すれば見てもらえたが移るのが不安で)も厳しい状況で利用することにしました。

民間とは違い給食・おやつが入って2,000円です。(自治体による)

一日目は一つ下のお友達も居てとても楽しくすごせたようです。ですが、そのお友達はその日までで娘ちゃんは翌日も利用することを伝えると「いやだーお仕事休んで」と連呼。私的にごめんねは言わないようにしているので、「ママもお仕事頑張ってくるし、新幹線の速さでお迎えに行くね!」といい送り届けました。

補足:ごめんねと言わない理由

ごめんね、と言われるとなんだか悪いことをしているみたいに感じてしまうかなと思ってそうしています。娘ちゃん自身も悪いことをされてると感じてしまうかなと思い・・・。もちろん心の中では「ごめんよぉぉぉぉ」という状態ではありますが、その分かあちゃん頑張る!!!と奮起しています。

病児保育を利用してみて

ずばり、利用して良かったです。そしてこれからも利用する予定です。もちろん可能な限り・病状の内容次第では仕事に無理言ってお休みをもらいますが、症状も落ち着いているけど園で無理させたくない場合やお友達に移してしまう可能性が高い場合、娘ちゃんの負担を考えながら利用しようと思います。

以上 最後までお読みいただきありがとうございました。